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インストール手順について



AIU INSTALL


インストール概要

 

 「MAGIC Decrypter for V10」は、MAGIC V10の開発者のためのツールです。開発を行っているまさにその環境で、MAGIC V10のリポジトリソース(XMLファイル)にダイレクトにアクセスし、必要な情報を必要なときに簡単に収集することを主な目的としています。

 また、XMLファイルとなったリポジトリをXMLデータベース(DB2 Version 9.5)に自動格納することにより、XQueryやSQL/XMLの機能を利用し、高度で効率的なアクセスを可能にします。

 「MAGIC Decrypter for V10」は、AIU(Application Install Utility)を利用したセットアップウィザードを起動することにより行います。DB2のインストールは必須ではありませんが、インストールした環境では、データベースの作成に始まり、表、索引の作成までを自動で行うことができるようになっています。

 実行版「MAGIC Decrypter」を正規の状態でお使いになる場合は、開発版ライセンス(MGCSTKX)か実行版ライセンス(MGCSRTX)を使って動作するように設定して下さい。インストール時に評価用ライセンス(MGTRIAL)を選択することもできますが、作成できるレコードの件数に制限があるので実用的ではありません。
 以前のバージョンでは、開発版の「ユーザ定義開発メニュー」を利用した起動方法もサポートされていましたが、現バージョンではサポートされなくなりました。

  • AIUを利用したセットアップウィザードによってインストールが可能です。
  • 実務で利用するためにはMAGICの実行用ライセンスが必要です。
  • DB2(Version 9.5)を予めインストールして頂くと、自動的にそれを認識し環境を自動構築します。
  • DB2(Version 9.5)をインストールしない場合は、リファレンスを取得する機能などを利用することができませんが、MAGICのプログラムソースビュアーとして利用が可能です。
  • DB2(Version 9.5)を後からインストールして利用することが可能です。その場合は設定用ツールによってデータベースの構築を行います。
  • MSJさんのご好意により体験版用のライセンスを同梱していますが、開発版や実行版の正規ライセンスでの利用を前提としています。
  • 評価版の利用期限は60日です。評価期限後は利用できません。継続して利用する場合は、製品版の購入をお願いします。


インストールの手順



I.DB2のインストール

 最初にDB2をインストールします。(対応バージョンは9.5です。)
 これは必須事項ではありませんが、是非この機会に試してみて頂くことをお勧めします。
 下記のポータルサイトにダウンロードやインストールの方法を確認することが可能です。

  → DB2 Express-C デベロッパー・ポータル  

 DB2がインストールされている場合に有効となる機能は次のものです。

  1. クロスリファレンス取得機能、任意検索機能

     モデル、データソース、プログラム、ヘルプ、メニュー、権利、イベント、関数、メインプログラム変数などのオブジェクト相互の関連情報をデータベース化したり、任意の検索が可能です。
     コンポーネントの場合は、該当するホストアプリケーションを全て一括して検索できるので、「このコンポーネントのオブジェクトはどこのプロジェクトで利用されているのかな?」なんていう場合に便利かもしれません。

  2. プロジェクト内の各種情報検出機能

    プロジェクト内の特定の情報に特化したリスト作成機能を利用することが可能です。

    • RM互換タスク検索
    • フォーム状態IDの検索、未入力フォームの検索
    • コンテキストメニューリスト、未入力リストの検索
    • 論理プリンタ名の検索
    • 色属性の「式」使用検索
    • フォント属性の「式」使用検索
    • 「式」の任意文字列検索
    • コメントの任意文字列検索
    • 「関数」使用箇所の検索

  3. 全文検索エンジンによる文字列検索

     2.の任意文字列検索では、DB2の全文検索エンジン(Net Search Extender)を組み込むことにより、検索処理パフォーマンスを改善することが可能です。

     ※ Express-C版 をお使いの方は、 同サイトから「Net Search Extender」をダウンロードして利用することが可能です。(「Additional Downloads」からたどり、「DB2 9.5 Net Search Extender」をダウンロードします。)




II.AIU(Application Install Utility)の実行

 アプリケーション・インストール・ユーティリティを使用したインストーラの実行方法について説明します。

  1. 自己解凍形式書庫の解凍
     ダウンロードした自己解凍形式ファイルを実行します。
     下記のようなダイアログが表示されるので、一時展開フォルダ(初期値は環境変数「TEMP」に設定されたフォルダ)を必要に応じて変更し、「解凍」ボタンを押して下さい。(指定したフォルダにサブフォルダ「MD10_SETUP」を作成し、展開します。)

    MDSetup_001.jpg

  2. ウィザードによるインストール
     解凍が終わると、自動的にAIUのウィザードを起動します。

    MDSetup_002.jpg

     「ようこそ画面」です。次へで進みます。

    MDSetup_003.jpg

     MAGICのライセンスに関する使用許諾契約の内容です。内容を確認し、「同意します」を選択して「次へ」進みます。

    MDSetup_004.jpg

     「MAGIC Decrypter」のライセンスに関する使用許諾契約の内容です。内容を確認し、「同意します」を選択して「次へ」進みます。

    MDSetup_005.jpg

     インストールフォルダを選択します。フォルダを変更する場合は「参照」ボタンを使用します。
     フォルダを確認し、「次へ」進みます。

    MDSetup_006.jpg

     インストールモードを選択します。開発版やクライアント実行のライセンスがある場合は「正規ライセンス」を選択して下さい。

    MDSetup_007.jpg

     DB2がインストールされている場合は、この画面が表示されます。2つのチェックボックスをチェックし「次へ」進みます。

    MDSetup_008.jpg

     DB2がインストールされている場合は、引き続きこの画面が表示されます。
     DB2のデータベースを作成するディスクドライブを選択します。
     ドライブを選択し、「次へ」進みます。

    MDSetup_009.jpg

     最後にインストール開始を確認するダイアログが表示されます。
     「インストール」ボタンを押してインストールを開始します。

    MDSetup_010.jpg

     処理の途中、Windowsのインターネット接続ファイアウォールやサードパーティ製のセキュリティソフトによって、「ブロック解除」の確認メッセージが表示されたときは、それを許可し続行させてください。

    MDSetup_011.jpg

     インストールの完了メッセージが表示されます。(「完了」ボタンで終了させてください。)

     ※インストール終了後は、自己解凍により展開されたファイルは残りますので、手動で削除して下さい。



III.ライセンスの設定

 インストールが済むとデスクトップ上やスタートメニューに起動用のアイコンが登録されます。
 AIUの実行時、「機能評価用ライセンス」を選択した場合は、そのまま起動が可能です。「正規実行ライセンス」を選択した場合は、起動時に下記のようなダイアログが表示されます。

MDSetup_012.jpg

 このときの対処方法には下記のように幾つかあります。

  1. ライセンスマネージャでライセンスを登録

     上記のダイアログが表示されている場合は「いいえ」で終了させ、スタートメニューから「初期設定」→「ライセンスマネージャ」を起動します。
     「ライセンスの追加」ボタンを使用してライセンスを登録します。

  2. 既存のライセンスファイルを実行用フォルダにコピー

     上記のダイアログが表示されている場合は「いいえ」で終了させます。
     既に取得済みのライセンスファイルを実行用のフォルダ「C:\Program Files\MAGIC Decrypter for V10\MgClient」にコピーします。
     必要に応じて、同フォルダ内の「MAGIC.INI」内の「LicenseFile」と「LicenseName」の記述を修正します。

  3. 既存のライセンスファイルをダイアログで選択

    上記のダイアログが表示されている場合は「はい」を選択します。
    下記のようなダイアログが表示されます。

    MDSetup_013.jpg

    「ライセンスファイル」の項目で「F5」キーを押し、ファイル選択ダイアログから既存のライセンスファイルを選択します。
    「ライセンス名」の項目をクリックし、適切なライセンス名を選択します。

    MDSetup_014.jpg

 ライセンスの設定が行われると、最初の起動時に下記のようなソースファイルの存在するプロジェクトのフォルダを選択するダイアログを表示します。

MDSetup_015.jpg

 フォルダを選択し、下図のような画面が表示されればOKです。

MDSetup_016.jpg

この画面は、インストールされた開発版セットアップ用プログラムのソースを開いたものです。





IV.XMLデータベース(DB2)の設定

 DB2のインストールを後から行った場合等、次の手順に従って設定を行います。

  1. MAGIC Decrypterの起動

     MAGIC Decrypterを起動します。
     ツリー画面のコンテキストメニューから「XMLデータベースの自動設定」を選択します。

    MDSetup_021.jpg

  2. DB2ゲートウェイのインストール

     開発版にDB2ゲートウェイが組み込まれていない場合は、下記のようなダイアログを表示します。「はい」を選択すると、インストール済みの実行環境からゲートウェイをコピーします。

    MDSetup_022.jpg

     下記のダイアログが表示されたら、OKボタンを押し、MAGIC開発版を再起動します。

    MDSetup_023.jpg

     再起動後は、再度1の画面から同じメニューを選択します。

  3. 自動設定実行ダイアログ

     自動設定の準備が済めば下図のようなダイアログを表示します。
     データベース作成ドライブを確認し、実行ボタンを押して下さい。

    MDSetup_024.jpg

    ※ AIUでのインストールが済んでいる場合はドライブの指定はできません。


  4. プロジェクトのXMLデータベースへの登録

     XMLデータベースへは、プロジェクト単位に登録が可能です。
     ツリーペインから「ツールフォルダ」をクリックし右側のペイン「XML/DBとの連携」にある「XML/DBを使用し、検索機能を使用する」チェックをクリックすると、登録確認のダイアログを表示しますので、「はい」を選択して下さい。

    MDSetup_025.jpg

     処理が終わり、プログラムソースがXMLデータベースに格納されると、「XML/DB連携」のツリー・ノードが追加されます。
     続いて、「自動更新チェック時にリファレンス情報も取得」にチェックし、「情報取得実行」ボタンを押します。

    MDSetup_034.jpg

     取得処理の実行中は下図のようなプログレスバーを表示します。

    MDSetup_035.jpg

     リファレンス取得後は、「アプリケーション」フォルダ内に存在するオブジェクトに対するタブが表示されます。このタブをクリックすることによって、オブジェクト(ローカルリソースとコンポーネントリソースの両者を一覧表示します。)と、関連オブジェクト(プログラム、データソース、メニュー等)を確認することが可能です。

    MDSetup_037.jpg

     「Source」ノードをクリックすると、格納されたソースの一覧を確認することが可能です。

    MDSetup_026.jpg

  5. クロスリファレンスの実行

     動作確認のために、クロスリファレンス機能を実行してみます。
     下図の画面は、データリポジトリに対するプログラムの検索を行っています。
     コンテキストメニューから「クロスリファレンス」を選択して下さい。

    MDSetup_027.jpg

     下図のように検索結果の一覧が表示されればOKです。

    MDSetup_028.jpg

    ※更に該当するタスクを確認することが可能です。



V
.過去のバージョンからのアップグレード

 過去のバージョンからのアップグレードの手順は次の通りです。

  • 実行版のアップグレード準備
  • インストールユーティリティによるアップデート

  1. 実行版のアップグレード準備

     過去の実行環境を引き継ぐために、予め旧バージョンを実行し、プルダウンメニューから「実行版のアップグレード準備」を実行して下さい。

    v088_07.gif

     この処理を実行することにより、「ライセンスファイル」、「論理名」、運用パラメータ等の設定値を引き継ぐことが可能です。

  2. インストールユーティリティによるアップデート

     インストール時と同様に、インストールユーティリティを起動します。
     起動時に下記のようなダイアログが表示されますが、「はい」を選択します。その後は表示する画面に従って進んでください。

    MDSetup_038.jpg


インストール方法と同様にインストールユーティリティを起動して下さい。








実行版を併用する場合の注意事項について


 AIUでインストールした実行版を、開発環境で開発版と併用する場合は、下記の注意事項によく留意してご利用ください。

  1. 論理名の登録について

     例えば、コンポーネントの参照先が論理名で指定されている場合などは、コンポーネントのオブジェクトにアクセスしようとした場合に失敗します。
     プロジェクトソースにアクセスする前後で実行版環境の論理名を設定するか、もしくは処理中に下図のダイアログが表示された場合は、正しい論理名(もしくは論理名で解決できない場合等は、プロジェクトファイル名を他のファイル名で置き換えられるようにしています。)を設定して下さい。

    MDSetup_036.jpg

    処理の途中でダイアログが出た場合は、論理名等の設定が可能です。


  2. 開発中のプロジェクトを実行版でアクセスする場合の問題

     開発中のプロジェクトを実行版でアクセスした場合(もしくは実行版でアクセス中のプロジェクトを開発版で開いた場合)、MAGIC Decrypterはそれを検出し下図のようなダイアログを表示します。

    MDSetup_030.jpg

     下記のような開発作業に影響を与えることがありますので、予めご注意下さい。
    • メインプログラムの修正
    • キャビネットファイルの作成

    ※ 上記のような現象が出るのは開発版やサービスパックのバージョンによっても変わります。