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Ver 0.88 改善機能について



Version 0.88の改善機能について


 MAGIC Decrypter for V10のバージョン0.88をアップしました。
 今回の主な機能改善内容についてお知らせいたします。


  • 主要オブジェクトのリファレンス取得機能拡張
  • SQL/XML検索機能の追加
  • オンラインデバッガ機能
  • その他の機能


  1. 主要オブジェクトのリファレンス取得機能拡張

     リファレンス情報取得機能が改善されました。前回のバージョンでモデルのリファレンス自動取得機能を追加しましたが、今回のバージョンでは従来の1. モデル、2. データソース、3. プログラムに加え、4. ヘルプ、5. 権利、6. メニュー、7. イベント、8. メインプログラム変数のそれぞれについて、自動的にアイテム相互の関連性を取得します。
     例えば、イベント(メインプログラムで定義されたユーザイベント、コンポーネントのオブジェクトを含む)のあるオブジェクトは、プログラム内のロジックで定義されたイベントとして関連付けられることもありますし、コンテキストメニューでは実行するイベントとして割り当てられることもあります。そのイベントがどこで使われているかは、開発ツールの中でクロスリファレンスを取らないと判定できませんでしたが、当ツールを使えば、これらの関連箇所を一覧で表示してくれるだけでなく、どこにも使用されていない場合は色をグレーに変えて表示します。(「アプリケーション」フォルダの各タブ内に表示)

    v088_01.gif

    「アプリケーション」フォルダを開くとオブジェクトのタブが出現します。
    図は「再表示」と名前の付いたイベントを使用しているメニューやプログラムの一覧を表示したものです。


     それぞれのオブジェクトに対してリファレンスを取得している情報の一覧を下表に示します。
    主要オブジェクト 対象先 関連箇所
    1. モデル 1) プログラム 変数項目のモデル
    フォームのモデル
    コントロールのモデル
    2) データソース
    カラム
    2. データソース プログラム メインテーブルやリンク等のテーブル
    式内の「DSOURCE」リテラル
    コンボボックス等のソーステーブル
    3. プログラム 1) プログラム コールプログラム
    サブフォームなどの対象プログラム
    式内の「PROG」リテラル
    コール公開プログラムの公開名
     ※ 取得できない場合があります。
    2) メニュー メニューの実行プログラム
    4. 権利 1) プログラム プログラム単位の実行権利
    式内の「RIGHT」リテラル
    2) メニュー 実行権利
    3) システム特性 リモートフローモニタの権利
    5. ヘルプ 1) プログラム フォームのヘルプ
    コントロールのヘルプ
    コントロールのツールチップ
    コントロールの自動ヘルプ
    2) メニュー メニューのヘルプ
    メニューの自動ヘルプ
    6. メニュー 1) プログラム フォームのコンテキストメニュー
    コントロールのコンテキストメニュー
    式内の「MENU」リテラル
    2) システム特性 プルダウンメニュー
    コンテキストメニュー
    7. イベント 1) プログラム ロジックユニットのイベントタイプで指定
    イベント実行で呼ばれるイベント
    プッシュボタンで呼ばれるイベント
    2) メニュー メニューで呼ばれるイベント
    8. メインプログラム変数 1) プログラム 項目更新の対象先
    式内の変数
    コールプログラム等のパラメータ項目
    コールプログラム等の戻り値
    2) メニュー パラメータ項目
    コンテキストID

     これによりアプリケーションの主要なオブジェクトについては、リファレンス情報の自動取得が可能になりました。(ようやくというか、ほぼ実務的なレベルと言って良いでしょう。)
     オブジェクトの利用状況を見たり、不要なオブジェクトを除外する場合などにも役立つ機能と思います。(色分けした一覧表はエクセルシートとして出力が可能です。)

  2. SQL/XML検索機能の追加

     プロジェクト内のプログラムソースに対する検索機能として下記の機能を追加しました。

    • 色属性の「式」使用検索
    • フォント属性の「式」使用検索
    • 「式」の任意文字列検索
    • コメントの任意文字列検索
    • 関数の検索

    v088_02.gif

      「関数の検索」以外は、「SQL/XML」フォルダの「処理選択」コンボボックスから選択します。


    1. 色属性の「式」使用検索

       フォームやコントロールの表示色に式が定義されている箇所を検索します。
       結果は、フォームもしくはコントロール単位に、出力します。
       該当箇所のプログラム、タスク、フォーム、式などをリストすることが可能です。

    2. フォント属性の「式」使用検索

       フォームやコントロールのフォントに式が定義されている箇所を検索します。
       結果は、フォームもしくはコントロール単位に、出力します。
       該当箇所のプログラム、タスク、フォーム、式などをリストすることが可能です。

    3. 「式」の任意文字列検索

       任意の文字列を指定し、その文字列を含む式を検索します。
       大文字と小文字は区別無く検索します。
       該当箇所のプログラム、タスク、式番号、式記述などをリストすることが可能です。
    4. コメントの任意文字列検索

       任意の文字列を指定し、その文字列を含むコメントやコメント行を検索します。
       大文字と小文字は区別無く検索します。
       検索対象となるコメントは次のものです。

      • プログラムやタスクに定義したコメント
      • 変数項目に定義したコメント
      • イベントに定義したコメント
      • フォームに定義したコメント
      • ソース内のコメント行に記載した文字列

    5. 関数の検索

       実行場所は、アプリケーションの関数一覧から該当箇所でコンテキストメニューを開き、クロスリファレンスで検索します。
       「式」の任意文字列検索と同等の機能を使用して検索を行っています。

      v088_03.gif

    「関数」オブジェクトのクロスリファレンスはポップアップメニューから起動します。

    v088_04.gif
    検索結果には、プログラムやタスク以外の情報として、式番号や式の内容を表示します。


  3. オンラインデバッガ機能

     MAGIC V10には優れたデバッガがあるので、弊社サイトで公開しているツール(MAGIC V9版アプリケーション)のようなものは当面開発の必要が無いと思っておりました。
     しかし、既存のお客様よりリクエストがあったのに加え、MAGIC V10で追加された関数を使用することによって、もう少し違った趣向のプログラムツールが作れるのではないかということで、試作したプログラム機能を実装しています。

    v088_05.gif

    アプリケーション実行中の全ての項目の一覧を表示します。


     機能の使い方や詳細については、こちらのページを参照下さい。

  4. その他の機能

     下記の機能を組み込みました。

    • DB2のアクセスプラン取得ツール
    • 全文検索エンジン(Net Search Extender)の組み込み
    • その他
     
    1. DB2のアクセスプラン取得ツール

      DB2のシステムツール「db2exfmt」や「db2batch」をGUIライクに起動します。
      コマンドラインからの起動に慣れない方でも、簡単に利用が可能です。

      get_explain_tool

      → ブログ記事

    2. 全文検索エンジン(Net Search Extender)の組み込み

      DB2のデータベース設定に、全文検索エンジンの組み込み機能を追加しました。
      DB2のテキスト索引を生成すると共に、ソースの文字列検索の際の検索を高速化します。

      <全文検索エンジンの組み込み方法>

       組み込む場合の手順は下記の通りです。(組み込みはオプションで、組み込まなくても検索の実行は可能です。)

      • 予め「Net Search Extender」をインストールしてください。
        Express-C版のダウンロードサイトで公開されています。「Additional Downloads」からたどり、「DB2 9.5 Net Search Extender」をダウンロードします。)
      • プルダウンメニューから「ツール」→「環境設定」→「XMLデータベースの自動設定」を起動します。

        v088_06.gif
      • 全文検索エンジンの利用にチェックを入れて「実行」します。

    3. その他

      •  エクセルシート出力の設定で、出力方法や出力ファイルを初期値として保存できるようにしました。
      •  その他、細かい不具合の修正など
       


<旧バージョン Ver 0.87 を XML/DB連携有効な状態でお使いの方へ>

 従来版をXML/DB連携でお使いの場合は、下記の注意事項に従い、適切な処置を行ってください。

  • 実行版のアップグレード準備
  • データのコンバート
  • リファレンス情報の取得

  1. 実行版のアップグレード準備

     インストールは、アップグレードモードで実行して下さい。
     過去の実行環境を引き継ぐために、予め旧バージョンを実行し、プルダウンメニューから「実行版のアップグレード準備」を実行して下さい。

    v088_07.gif


  2. データのコンバート

     テーブル及びプログラムのリファレンスを格納している表の構造が一部変更になりました。
     そのままでもお使いになれますが、表の再構築をお勧めします。

    <操作方法>
    1. 新バージョンで実行版を起動します。
    2. 「終了」ボタンを押したときに、「システム終了確認」が表示されますが、そこで「いいえ」を選択します。
    3. ポップアップメニューから「便利ツール」→「システム・メンテナンス」→「データ再構築ツール」を起動します。

      v088_08.gif

      途中でインデックスが重複するというメッセージが出るかもしれませんが、そのまま続行して下さい。

      1回処理を実行してしまえば、それ以後は「コンバートは不要です」のメッセージが出ます。


  3. リファレンス情報の取得

     今回のバージョンでは、取得できるリファレンス情報の種類が増えました。
     データの更新を判定しているために、新しく追加された種類の情報については、更新が無い限り自動的には取得されません。
     そのために、下記の操作を実行して下さい。

    <操作方法>
    1. ツールフォルダの「基本データの取得」にある「強制的にリファレンスを取得する」のチェックを入れます。
    2. 「情報取得実行」ボタンを押して、リファレンスを取得します。

      v088_09.gif