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Magic Programing 01

ファイルを開くダイアログ

 突然ですが、MAGIC標準の関数に「FileDlg」がありますよね?
 使い勝手が悪く、それに代わる代案が無いかという問い合わせを頂きました。
 そこで、手前味噌ですが、当社製品で使用しているプログラムを公開することにしました。

<FileDlgの物足りない点>

  • 起動時の初期フォルダに指定して実行することができない
  • 選択したのかキャンセルしたのかを戻り値等で取得できない

 初期フォルダは渡すファイル名をフルパスにすることで実現できたような気もしますが…

<当プログラムの特長>

  • 全てMAGICの関数(外部UDPコールやCallDLL関数)を使用したプログラムで構成しています。DLL等のインストールは不要です。
  • 「ファイルを開く」ダイアログ(GetOpenFileName)と「ファイルを保存」ダイアログ(GetSaveFileName)を用意していますので、場合によって使い分けるなど、きめ細かいプログラミングが可能です。
  • 初期フォルダの指定が可能です。選択時は選択したファイルのフォルダが返ります。
  • 初期表示するファイルの指定が可能です。選択時は選択したファイルのパス名が返ります。
  • ダイアログのタイトルを指定することが可能です。
  • 「開く」「保存」ボタンを押したときは戻り値に「TRUE」が返ります。(「キャンセル」時は「FALSE」が返る)
  • 例えば、「ファイルを保存」ダイアログ(GetSaveFileName)では上書きプロンプトを有効にしています。必要に応じて「OPENFILENAME」構造体(WIN32API)の属性を変更することも可能です。

<利用方法>

 添付のReadmeを参照して下さい。

<動作条件>

 ソースファイルのMAGICバージョン:xpa 3.2  利用可能なMAGICのバージョン:xpa 3.2、3.3、4.x 以降

<ダウンロード>

 Version 1.00 2023/05/05版 ダウンロード


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