今回の主要な機能強化は楽々ウェブクライアントのテンプレートの変換に関係するものです。
今までのバージョンでは、Bootstrap設定ウィーザードにより、予め設定したテンプレートを利用することによって、ナビゲーションバーを簡単に作成することが出来ました。
しかし、自前でスタートアッププログラムを作成したいような場合は、もしかしたら余計な機能になるかもしれません。 あるいは、当アプリケーションのフォーム変換機能を使用し、スタートアッププログラムを作成したいと思うようなケースもあるかと思います。
今回のバージョンでは、このテンプレートによるウィーザード機能をスキップするオプションを設置ことにより、ナビゲーションバーを作成する場合は従来通り、作成しない場合は、テンプレートの変換を呼ぶこともでき、全く何もしないことも選択できる・・・というように、その自由度を広げました。
ナビゲーションバーの作成 | 変換時、実行するプログラム | 処理対象のフォームのデザイン | ウィザード時の処理 |
---|---|---|---|
作成する | Navbar作成専用処理 | デフォルトアウトレットの名称のみ参照 | あり |
作成しない | 「テンプレートの変換」プログラム | フォームに配置した全てのコントロールを処理 | なし |
<変更箇所>
Bootstrap設定ウィーザードの「テンプレート選択」画面に「ナビゲーションバーを作成しない」オプションを追加しました。
設定時に指定する場合はウィーザードのチェックボックスをチェックにします
ルーティング情報画面に「Navbarを作成しない」チェックボックスを設置しました。
後で変更する場合は「ルーティング情報」プログラムを呼び出して行うことが可能です。
<実行例>
<楽々ウェブクライアント>
変換ルールの編集結果保存の仕様を変更
変換ルールの保存ファイルの仕様を変更し、システムで提供する変換ルールとユーザ側で編集する変換ルールを分離し、バージョンの更新があっても個々に内容を保持できるようにしました。
モジュール設定ウィザード
初期設定アシスタントに「モジュール設定ウィザード」を追加しました。提供する定義ファイルを組み込むことにより、Angularモジュールの組み込み等をウィザードで行います。
一括更新の不具合修正
WebClientフォームの「一括更新」を使用し、復元処理を行ったときに、テーブルの高さ指定等のCSS設定内容が反映されない不具合を修正しました。
<SMSYS>
SQLite指定時の不具合修正
データベースの「DB設定」で「SQLite」を選択したときに、プログラム解析時点でエラーが出て処理が中断してしまう不具合を修正しました。
楽々ウェブクライアントのページ
SMSYSのページ
SMSYS - Ver 1.04 新機能.pdf
オンラインヘルプ
評価用ライセンス (期限:2023/09/30)
© 2018-2022 Eternal Design Corp. All rights reserved.