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2023/05/26

楽々ウェブクライアント/SMSYS Ver 1.04を公開しました。

 今回の主要な機能強化は楽々ウェブクライアントのテンプレートの変換に関係するものです。

1.ナビゲーションバーを作成しない利用を可能にしました

  今までのバージョンでは、Bootstrap設定ウィーザードにより、予め設定したテンプレートを利用することによって、ナビゲーションバーを簡単に作成することが出来ました。
 しかし、自前でスタートアッププログラムを作成したいような場合は、もしかしたら余計な機能になるかもしれません。 あるいは、当アプリケーションのフォーム変換機能を使用し、スタートアッププログラムを作成したいと思うようなケースもあるかと思います。
 今回のバージョンでは、このテンプレートによるウィーザード機能をスキップするオプションを設置ことにより、ナビゲーションバーを作成する場合は従来通り、作成しない場合は、テンプレートの変換を呼ぶこともでき、全く何もしないことも選択できる・・・というように、その自由度を広げました。

ナビゲーションバーの作成 変換時、実行するプログラム 処理対象のフォームのデザイン ウィザード時の処理
作成する Navbar作成専用処理 デフォルトアウトレットの名称のみ参照 あり
作成しない 「テンプレートの変換」プログラム フォームに配置した全てのコントロールを処理 なし

<変更箇所>

  • Bootstrap設定ウィーザードの「テンプレート選択」画面に「ナビゲーションバーを作成しない」オプションを追加しました。

     設定時に指定する場合はウィーザードのチェックボックスをチェックにします
    
  • ルーティング情報画面に「Navbarを作成しない」チェックボックスを設置しました。

     後で変更する場合は「ルーティング情報」プログラムを呼び出して行うことが可能です。
    
  • WebClientフォーム画面からも呼び出すプログラムが切り替わります。

<実行例>

2.その他の修正事項

<楽々ウェブクライアント>

  • 変換ルールの編集結果保存の仕様を変更

    変換ルールの保存ファイルの仕様を変更し、システムで提供する変換ルールとユーザ側で編集する変換ルールを分離し、バージョンの更新があっても個々に内容を保持できるようにしました。

  • モジュール設定ウィザード

    初期設定アシスタントに「モジュール設定ウィザード」を追加しました。提供する定義ファイルを組み込むことにより、Angularモジュールの組み込み等をウィザードで行います。

  • 一括更新の不具合修正

    WebClientフォームの「一括更新」を使用し、復元処理を行ったときに、テーブルの高さ指定等のCSS設定内容が反映されない不具合を修正しました。

<SMSYS>

  • SQLite指定時の不具合修正

    データベースの「DB設定」で「SQLite」を選択したときに、プログラム解析時点でエラーが出て処理が中断してしまう不具合を修正しました。

楽々ウェブクライアントのページ
SMSYSのページ
SMSYS - Ver 1.04 新機能.pdf
オンラインヘルプ
評価用ライセンス (期限:2023/09/30)

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