Magicソース管理ツール SMSYSバージョン0.99を公開しました。
今回の新バージョンの目玉は、プロジェクトを起動する仕組みを改善したことです。解析結果を保存するDBMSの設定はプロジェクト単位になりますが、それらを切り替えるためにはMAGIC.INIの書き換や再起動等の処理が必要になります。今回のバージョンもその基本的な仕組みは変わりませんが、新たに「PROJ指定」モードを準備しました。
従来は、ユーザ定義開発メニューから起動した直後に設定値が合わなくて再起動を要求されるようなことがありましたが、今回のバージョンではそれが一切無くなります。また、コンポーネントとコンポーネントを使用したプロジェクト間で相互に呼び出すことも可能です。この新しいモードでは常に新しいインスタンスで起動しますので、「切り替える」というわずらわしさから解放されます。
SQL系DBMSを選択したときのクエリ機能も更に強化されました。リポジトリ画面での任意のテキスト検索処理や、ユーザイベントの検索、コール公開の検索が追加されました。関数の検索やインデックスの検索は、従来機能ですが、リポジトリ表示画面からのコールが可能になりました。
今回の機能改善により、インストーラ(プロジェクト:SM_SETUP)が新しくなりました。起動用コマンド(SMSYS.CMD)の編集は不要になりました。また、デスクトップショートカットの作成が可能になりました。
SQLデータベースを利用している際の行位置付検索機能を改善しました。(モデル、データ、プログラム、ヘルプ、権利、メニュー、コンポーネント、コンポーネントオブジェクト)
コンテキストメニューに「開発版へ」が表示されていても実行できない箇所の改善を行いました。(メニュー、ヘルプ、権利、その他)
SQLメニューに「ユーザイベント検索」機能を追加しました。メインプログラム登録したユーザイベントの検索が可能です。メニューに定義されたユーザイベントを検索する必要があるときは、環境設定の「メニュー明細情報を取得」を有効にして下さい。
SQLメニューに「コール公開検索」機能を追加しました。プログラム中のコール(公開名、COM、式、OSコマンド、リモート、UDP、Webサービス)定義箇所を検索することが可能です。
ロジック表示画面の関数名から関数検索をコールできるようにしました。(SQLデータベース利用時、メインプログラムのみ)
データのインデックス一覧画面からインデックス使用箇所検索をコールできるようにしました。(SQLデータベース利用時)
新しいインスタンスで登録済みのプロジェクトを開く(当アプリを起動する)機能を追加しました。これによりDBMS環境を再設定することなく起動することが可能です。
コンポーネント画面(「プロジェクトファイル名」項目)、コンポーネント明細オブジェクト表示画面からホストプロジェクトを起動する機能を追加しました。
プログラムで設定されたソートの情報を取得・表示できるように改善しました。
SQLServerをDBMSに設定時、プログラム解析処理の排他制御やセッション状況表示等の機能を追加しました。
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